FGALDC 13 /RE:09289 RE:自家製データの保存  こんにちは、Emmett さん 》 それを扱えなくなる。結果、大半の人にソッポ向かれる。 御意。 でも、最近思うのは、人間の適応能力をあまく見たらいけないのではないかな、 ということです。つまり、多少使い勝手が悪かろうと、それを補って余りある利 便性があれば結局それを使う事になるし、そして使っているうちにそれに慣れて しまうのではないか、ということです。例えば、私の場合、手がオアポケ3に慣 れてしまっていますので200LXのキーボードは小さすぎて使えません。でも、 200LXが使えている人は大勢いるわけだし、私だって明日から200LXし か使えないという状況になれば、たぶん2週間とかで慣れる事ができるような気 がしています。 あるいは、最近の、猛烈な勢いで携帯電話でメールとかを作る人達とかを見てし まうと、小ささの限界って一体どこにあるのだろう、と考え込まざるをえません。 逆に、思いっきり小さくなって、それこそ発想の転換が必要になってくるのかも しれません。コペルニクス的ほにゃらら、とか言うやつですね。 例えば、そうですね、端末を使うという発想を捨てて、端末に「使われる」よう になる、とか。 #あながち冗談でもないところがイヤすぎ 》 そのかわり、その中に何が入っているか、誰も把握できない、得体の知れない記 》 憶媒体になりますね。従って、それは(CDみたいに)愛着をもつことも、(本 》 みたいに)尊重することもできない、むしろ、どんなウィルスが潜んでいるか、 》 誰がそこから自分のデータを盗もうとしているかわからない、常に警戒していな 》 ければならない媒体になります。 う〜ん、電脳空間て言い方がありますが、これって複数のコンピュータで構成さ れているわけですよね。それに対して、天然の(ぉ?)脳の場合、複数の神経細 胞で構成されているわけですが、個々の神経細胞がそれぞれ何を記憶しているか ということを他の細胞がどの程度把握しているのか、というアナロジーをしてみ たくなってしまいます。 この時、電脳空間は人間から見て外部記憶媒体なわけですが、人間はよく天然脳 な外部記憶媒体というのも使いますよね。いわゆる、村の長老とか言うのがそん な感じですし、稗田阿礼なんていう人は職業として外部記憶やっていたような気 もします。 #太安万侶はプリンタか? この場合、当然他人の記憶なわけですから、中に何が入っているかを他者が完璧 に把握できるわけもないですし、愛着を持つこともできないでしょう。忘却機能 が備わっているがゆえに書籍のように尊重できない、という意見にも同意できそ うですし、うっかり個人情報を托したりしたら、他者に漏洩してしまう危険性も あるでしょう。 ウィルス?それは当然日本脳え(゚゚(o=バキ☆(^^;) いや、正しくない情報、という意味で言えば、うわさ話、デマ、というのがそれ に該当するのかな。急速に伝播し、その情報を元に誤った行動を取り、場合によ っては取り返しのつかない結果を招く、正しい情報と言うワクチンにより除去・ 予防が可能、と言うところがよく似ているかもしれません。 みゅ? そうか、将来のコンピュータとのつきあい方は、現在の対人関係のようなものに なるのか? #当然、暴論です。論理の飛躍もあります。信用しないでください。 》 僕はそんな媒体に常に身を開いているのは恐ろしくてかなわんので、常時接続な 》 んて大金積まれたってする気はありません。 メールだって、絶対に DOS の通信 》 ソフトを介してしか受け取らない。 気持ちはとってもわかるのですが、あと何年かすると、そのようなことを言って いる人は、満足な社会生活もできないのか、って感じで、現在の引きこもりの人 のような目で見られるようになるような気もします。 》 しかも、この超巨大記憶媒体に記憶されている情報の質は、極めてあてになりま 》 せんね。非常に信頼できる情報と、大嘘や有害情報が完全に同等に並んで記憶さ これは、人間の記憶も同様ですよね。 何をもって有害情報とするかは別として、人によっては毒物の生成の仕方だの大 量破壊兵器の製造法なんていうのが記憶されていたりもするし、健全な大人であ れば、青少年なんたら条例で規制されそうな情報は必ず持っているでしょうし。 》 の目の前に見えているコップが存在することすら疑う人種ですから (^^;; 御意。 哲学者というのが、生物種としての人類のアイデンティティを維持する最後の砦 になるのかも。 ・・・あ〜、変なものを想像してしまった。 安楽椅子で編み物をしながら「人間性ってあまり変わらないものなのよ」とのた まいつつ、あまたの犯罪を解決していく、セント・メアリ・ミード在住の名探偵 R・ダニール・オリバー氏。 ところで、むりやりこちらの会議室にこじつけますが、Vzマクロの人工無能っ ていうものはないのでしょうか。もしご存じの方がいらっしゃれば、ご紹介いた だけると幸いです。                                 としき