FGALNET 12
/RE:01905 RE:FILE添付メールの作成

　こんにちは、潜函夫 さん

前回の続きです。


送信メール作成編
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送りたいバイナリファイルをエンコードしたテキストファイルに、以下のよう感
じにヘッダ等をつけて送信ファイルを仕上げます。
ほとんど呪文のようなものですね。
ファイル名はとりあえず、TENPU.TXT とでもしておきますか。

-----------------------------------------------------------------<cut here
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="_____boundary_____"
This is a multi-part message in MIME format.
--_____boundary_____
Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp"
Content-Transfer-Encoding: 7bit
To: anonymous@foo.bar.com
From: Toshiki <test@nifty.ne.jp>
Subject:testmail4(multi-part)

ここに本文を書きます。


--_____boundary_____
Content-Type: application/octet-stream; name="filename.ext"
Content-Disposition: attachment; filename="filename.ext"
Content-Transfer-Encoding: base64

TVpkAAQAAAACAAAQ///w/wABAAAAAfD/HAAAAAAAAADreSAATEhBJ3MgU0ZYIDIuMTNTIChjKSBZ
b3NoaSwgMTk5MQ0KAFJlbmFtZSB0byBCQVNFNjQuRVhFAFQAT3ZlcndyaXRlIABbWS9OXSAAQnJv
a2VuIGZpbGUgAFdyaXRlAEhlYWRlcgBDUkMgRXJyb3IAASEXQkFU/wD8vAABjMgFiACOwOsBALsE

（中略）−−−こんな感じでバイナリファイルを添付します。

+oqMoGnZgiYxkwH4kUwUXMSyyT+mMP9LzUuuD6WzEzKssRh3rNfLy8uuXzEwZMYpgymJjEzDHDvx
bJ3sKk6cq/vaup1s5mpzW1FUCWtTrpzZVQ7bWjTWOq5ypqjpyo2FT9/Weh/1XXxCnzoWNGp/ETrz
B7BzGKAA


--_____boundary_____--
-----------------------------------------------------------------<cut here


理由はそのうち勉強していただくとして、後工程のために To: From: Subject: 
の欄はアルファベットだけを用いるようにして下さい。
当然、漢字を使う方法もあるのですが、ちと面倒なんでパス。
あ、御承知のこととは思いますが、ここは相手のアドレスと自分のアドレスとメ
ールのタイトルの欄です。一応、念のため。

さて、こうして出来上がった送信ファイルなんですが、本文が全てアルファベッ
トならこのまま送ってしまっても問題ありません。もし、本文に日本語を使って
いるようなら、運が良ければこのままでも相手に無事に届くのですが、実はこれ
ではうまく行かないことが多々あります。

ということで、もう一段階変換処理が必要です。
ここでは、nkf というソフトを使ってみます。

nifty:FGALNET/LIB/3/6   DOS:ネットワーク漢字フィルタ

もしかしたらちょっとバージョンが古いかもしれませんが、実用上は全く問題あ
りません。このソフトを使って、送信ファイルを変換します。

  C:\>NKF -j TENPU.TXT > MAIL.TXT

すると、MAIL.TXT というファイルができあがります。
このファイルをエディタで開いてみるとわかりますが、日本語だった部分が違う
コードに変換されています。

この MAIL.TXT を送信します。



送信編
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ニフティのコマンドラインから、以下のように入力します。


|＞GO NEWMAIL
|電子メール（1:受信　2:送信　3:送信簿　0:その他　E:終了）
|＞UPL PROT:BPL TYPE:MIME
|ファイル名 (改行のみで終了)
|：MAIL.TXT
|−アップロード開始−
|−アップロード終了−
|3327バイト受信しました
|題名（漢字で20文字まで  改行で省略）
|：
|確認　無題 (1:OK  2:NG)
|：1
|送信 (1:送信する　2:しない)
|：1
|−送信完了−
|電子メール（1:受信　2:送信　3:送信簿　0:その他　E:終了）


ファイル名の入力のところは、自分の作った送信ファイル名を指定して下さい。
違うフォルダに入っている時には、当然フルパスで指定する必要があるかと思い
ます。

これで、無事に相手に添付ファイル付きのメールが送られているはずです。
試しに、自分宛にテストメールを送ってみましょう。



こうしてみるとわかるとおり、結構手間がかかります。
バッチを組むとか、エディタか通信ソフトのマクロを作ってしまうのでないと、
ちょっと常用するのは面倒かもしれません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　としき