FISDNG 12
ハウディステーションＸの裏ワザ

みなさん、こんにちは。
ハウディステーションＸなんですが、説明書に書いていない設定にすると、我が
家の場合とても便利に使えることがわかりましたので紹介いたします。

この装置にはラウンドロビンだのなんだのといった便利な機能はないはずなので、
自動選択発信モードにしていた場合、まず外線１を捕捉しようと試み、それが話
中等で使用不可だった場合は外線２をつかみに行きます。

さて、うちの説明書だと４７ページになるのですが、外線の発信規制についての
設定が載っています。ここに、次のような記載があります。

「自動選択発信モードで、外線を２回線接続している時は、発信規制は、２外線
とも同じ設定にしておく必要があります。」

しかし、そうは書いてあっても、別々の設定にすることは可能なのですね。とい
うことで、ある内線について、異なった規制状況に設定してみました。具体的に
は、外線１に対しては甲、外線２に対しては規制なし、としてみました。この設
定だと、普通に市外通話を発信しようとしたとき、外線１は規制がかかっている
ため捕捉できません。するとこのとき、そのまま外線２に滑っていって、外線２
で接続がかかるのです。

ハウディステーションＸは設定で外線１を使用禁止にする事ができるのですが、
その設定にしてしまうと、全内線から外線１が使えなくなってしまうのです。で
も、この発信規制の設定をうまく使うと、内線毎に外線１を実質的に使用禁止と
する事ができるのです。

で、なんでこういうことができるとうちの場合便利かというと、外線１と外線２
で料金を払う人間が違うのです。本当なら内線毎に外線１と外線２のどちらを優
先的に捕捉するかを設定できて、それが使用中であればもう１本の回線に滑るよ
うにできれば一番いいんですけどね。
もしそういう事ができる家庭用交換機をご存じの方がいらっしゃいましたら、是
非ご紹介いただけると幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　としき