FMOBILE1 19
/RE:10249 RE:電磁波＞直流磁界の影響

　こんにちは、ＢＥＭＳＪ さん
いつも積極的な情報の紹介、頭が下がります。


》磁界の曝露と同時にFeCl2(塩化鉄？）を10マイクログラム／ミリリットルを

塩化鉄の濃度とともに、総量としてどのくらい加えたかもご紹介いただけるとあ
りがたいです。
ところで、塩化鉄そのものには毒性のようなものはないのでしょうか？


》人体の中にどの程度の鉄分があるのでしょうか？
》血液中にはヘモグロビンという鉄成分がありますが、
》どの程度の割合なのでしょうか？

鉄分の割合は直接にはわかりませんが、１０年ほど前、献血した時に赤十字社か
らもらってきた資料の中に、当時の標準的な日本人の血液中のヘモグロビン量に
ついての記載がありました。それによると、男性で 12.6〜17.9 グラム／デシリ
ットル、女性で 10.7〜15.0 グラム／デシリットルだそうです。単位を合わせる
と、大体100000 マイクログラム／ミリリットルでしょうか。
ゼロの数は合っているかな？

で、ヘモグロビン１分子あたりの重さはわからないのですが、１分子につき鉄の
イオン（原子？）が１個あるわけですから、オーダーとしては大体 100 マイクロ
グラム／ミリリットルといったところでしょうか。
一方、塩化鉄は単純に考えれば、総重量のうちの３割あまりが鉄という事になる
かと思います。


》加えた量と、実際にヒトなどの体内にある鉄の量があまりにもかけ離れて
》いるのであれば、ヒトの人体内部では研究結果と同じことは起こらない
》ことになります。

同感です。
ご紹介いただいた文章からだけでは、誤差程度の鉄分の変動で細胞の死亡率が有
意に異なってしまうということなのか、それとも、鉄分が数倍に増えてもほんの
わずかしか死亡率が増加しなかったという事なのかがよくわかりませんね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　としき